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トマトの歴史-巴里編-

トマトの歴史-巴里編-

2012年03月05日(月) | コメント(0)

こんばんわ、とまとの森ウンチク担当です。 古くからあるようで結構新しい野菜『トマト』。 世界的にも食べられるようになってから300年くらいしか経ってないそうです。 さて、華のパリにトマトが登場したのはいつでしょう。 なんと、18世紀後半も後半、フランス革命(1789~1799年)以降なんです。 フランスの富豪グリモ・ド・ラ・レニエールが1804年に出した著書『食通の暦』で、 彼は「15年ほど前には、パリでトマトを知っている人はほとんどいなかった」と書いています。 フランス革命のわずか3年前、 なんと、パリでトマトを出したレストランが開店したそうです。 その名は「トロワ・フレール・プロバンソー」。 そのレストランでは 南部の赤魚、干しダラのクリームペースト、にんにく漬けのタラとともにトマトを出しましたが、 その時トマト自体に人気が出たかどうかはわかりません[emoji:e-351] 干しダラのクリームソース ↑↑干しダラのクリームソース こうして18世紀にはトマトが食卓に並ぶことが増えていったのですが、 本格的に品種改良が行われ出して今のトマトに近くなっていったのは100年後の19世紀に入ってから。 トマトは、より大きく、より赤くなっていったのでした。 次回はトマトの歴史-日本編-をお送りします・・・たぶん[emoji:e-250]

カテゴリー:料理

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