2018年06月12日(火) | コメント(0)
「白カビ」というと皆さんビックリされるかもしれませんが、微生物と私たち人間は切っても切れない関係にあります。
納豆は大豆に納豆菌の力で作るものですし、日本酒の材料となる麹だって米粒に麹菌を振って繁殖させたものです。
そしてチーズも乳酸菌をはじめとした様々なカビの力を利用してつくられており、今回の白カビを使って作られるカマンベールチーズは日本でもとても人気があります。
白カビが生物に付着して繁殖すると生長阻害等様々な不利益が出ることがあるのですが、これが土壌ですとまた意味が違います。
私たちとまとの森は、農薬や化成肥料に頼らないことを主としています。つまり、使用するものは有機肥料のみです。
有機肥料はそのまま植物は吸収できず、土中の微生物が分解することによってはじめて植物の根から吸収される状態になります。
この土壌に白カビが生えるというのは、化成肥料を入れている土壌では起きません。なぜなら微生物が分解する必要無いから。エサとなる有機物が無いので微生物たちは死んでしまっているから。死んだ土だから。
土に白カビが生えるということは微生物による有機物の分解がとても盛んであることになるのです。
※今回の写真は苦手な方を考慮してスクロールが必要な場所に掲載しております。
苦手な方はご注意ください。
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